アドヴィックス
アドヴィックスの企業情報
アドヴィックスは、愛知県に本拠地を置く自動車部品メーカーです。トヨタ傘下の自動車部品メーカーであるアイシングループの主要6社の一つであり、ブレーキシステムにおいて現在、国内1位、世界3位のシェアを占めています。
設立は2001年。トヨタ自動車、アイシン精機、デンソー、住友電気工業という4社のブレーキの開発・販売機能を集約する形で設立されました。当初は開発・営業のみを行っていましたが、2003年に住友電工が持つアメリカの生産拠点2社を取得したことで、生産事業をスタートしました。
同年、タイとインドネシアに、翌2004年に中国に販売拠点を置き、海外への展開を本格的に開始。2014年には、チェコ、ブラジル、南アフリカ、インドネシア、メキシコに事業子会社を相次いで設立。海外での生産体制の整備を進めています。
また、同年2014年、トヨタがグループ内のブレーキ関連の開発・生産機能をアドヴィックスにさらに集約させることを発表。これによって、同社のブレーキメーカーとしての専門性を高めると同時に、ADAS(Advanced Driving Assistant System、自動車の先進運転支援システムのことで、追突の危険を自動的に回避する機能を持つ)や自動運転などへの対応のスピードアップが期待されるとしています。
現在、トヨタ、日産、スズキ、ダイハツ、いすゞなど国内の主要完成車メーカーほぼすべてと取引するほか、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード(Ford)、ダイムラー(Daimler)など外資系完成車メーカーとも取引を行っています。
現在募集中の求人
同社にて、以下業務をご担当いただきます。
配属部署:要素技術開発部(第4室)
【具体的には】
・3D CAD/CAEを用いた電動シリンダのメカ設計(鉄・アルミ・樹脂部品設計、Sub-Assy設計)
・試作品のベンチ性能評価及び信頼性評価
・部品図、Sub-Assy図面の出図
・仕入先、関係部署との打ち合わせ対応
【業務での使用ツール】
・CATIA V5
【やりがい・魅力】
・同社初採用で今後キー技術となる電動シリンダ開発では、様々な設計/評価技術に触れられる為、エンジニアとして専門性の向上を図ることが可能。
・車両での評価にも参画する機会がある為、自動車業界に携わっているというやりがいを感じられる。
・自ら設計した部品を自ら組付けて動かすことで、自分のやった成果をすぐに現物で確かめられる実感を持てる。
・関連設計部署のシステム設計やASSY設計、後工程となる生産技術部や品質保証部と一緒に製品開発ができ幅広い人脈形成が計れる。
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町2-1 本社/テクニカルセンターに配属予定です。 ※在宅率50% |
|---|---|
| 年収 | 550万円~900万円 |
| お問い合わせ番号 | 428339 |
新モビ自動運転向けESCユニット開発を担当いただきます。
(配属部署:制御ユニット技術部(第3室))
【具体的には】
・新モビ自動運転向けESCユニットのアッセンブリ担当として、日本/海外OEM対応(各種報告や合意形成)、ハウジングレイアウト設計を含むASSY設計、コンポ部品/ECUを含むハード設計の取りまとめ
・上記活動における性能/品質確認のための実機評価
<業務での使用ツール> ・CATIA V5
【ミッション】
将来動向/顧客ニーズに合致する世界で売れる加圧/制御ユニットを開発し、顧客に安全と安心を提供する
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町2-1 本社/テクニカルセンターへの配属予定です。 在宅勤務制度あり※在宅率50% |
|---|---|
| 年収 | 550万円~900万円 |
| お問い合わせ番号 | 436427 |
■同社にて、以下の業務をご担当いただきます。(配属部署:システム企画開発部)
・将来のあらゆる移動体の安全・安心、快適、環境に貢献する情報収集・調査・研究
・開発すべき技術の抽出とADS独自技術の創生, 自社技術への適用
【具体的には】
・AI技術分野の情報収集・調査・研究とADS独自技術の開発、自社技術への適用
・自動運転時代を見据えた関連技術分野の情報収集・調査・研究とADS独自技術の開発、自社技術への適用
・CNに向けた関連技術分野の情報収集・調査・研究とADS独自技術の開発、自社技術への適用
ご入社後は、将来モビリティに求められるニーズ(安全、快適、環境、AI等)から抽出した必要なシーズ(技術)について検討し、自社技術への適用や新規事業開拓に関する提案をご担当いただきます。ゆくゆくは研究テーマを自ら提案、設定し、自社技術への取り込みまでの一連の業務も想定しています。
【業務での使用ツール】
・Microsoft Office (Word・Excel・Power Point)
・Matlab/simulink(制御を要するテーマ)
【ミッション】
最先端の技術調査と開発を担い、将来ブレーキを想定したシステム要求予測やシステム提案、将来のあらゆる移動体のシーズ調査と独自技術の研究開発、既存事業にない新事業開拓をふまえた将来市場に適応するための必要技術を織り込むことミッションとしています。
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町2丁目1 ※在宅勤務制度あり |
|---|---|
| 年収 | 550万円~900万円 |
| お問い合わせ番号 | 447020 |
同社にて、ご経験やご希望に応じ下記いずれかの業務をご担当いただきます。
(配属部署:電子基盤技術開発部)
【具体的には】
■制御ブレーキシステム向けECUの改良および技術開発の推進
・マイコンやカスタムICなどECU主要部品の選定、変化点に対する回路設計及び評価推進
・顧客ニーズによるエレキシステム領域への要求変化に対する、対応策具現化と開発推進
■電動化に対応した将来ブレーキシステムの企画および、48V化を含む技術開発推進
・ePedal (ブレーキバイワイヤペダル) やEMBといったバイワイヤシステムにおけるエレキシステム設計(安全設計/通信仕様等)
・過酷なバネ下搭載環境下で信頼性を満足する、小型で信頼度の高いEMB(電動ブレーキ)用ECUの回路/機電接続設計および評価推進
・車載エレクトロニクス製品の動向/技術情報の収集/分析とブレーキ電子システムシナリオ策定
・次世代電子PFと車両運動統合制御に対応したECUハード及びソフト企画立案/先行開発の推進
【業務での使用ツール】
・CAD(CATIA、CR8000)
・PSPICE(回路シミュレーション)
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町2-1 本社に配属予定です。 在宅勤務制度あり※在宅率50% |
|---|---|
| 年収 | 550万円~900万円 |
| お問い合わせ番号 | 373038 |
同社にて、以下の業務をご担当いただきます。
(配属部署:技術統括部_プロセス改革室)
【具体的には】
・全社品質プロセス(節目活動)に沿った、開発プロセスの構築と改善
・設計部署とのコミニケーションを通じて、構築した開発プロセスの定着化を推進
・社内の他プロセス(生準プロセス、生管プロセス、営業プロセスなど)と連携した開発プロセスの最適化
・規格・標準類情報や社外情報の収集
【ミッション】
品質の高い製品開発を行えるように、全社の開発プロセスの構築・改善と定着化を推進する
【やりがい】
・自身の考え方を社内の仕組みや規程に織り込むことができる
・開発業務の効率化と設計品質の向上に携わることで、設計部署から信頼され、頼られる存在である
・規格情報や他社情報、開発支援ツールなどを入手するため、積極的に社外活動を行える
・開発プロセスの専門家は、社内外ともに人材が少なく、非常に重宝される
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町2丁目1 在宅勤務制度あり |
|---|---|
| 年収 | 550万円~900万円 |
| お問い合わせ番号 | 397057 |
売上等の推移(直近3年間)
売上高推移
経常利益推移
従業員数推移
アドヴィックスの2015年3月期の実績は以下のとおりです。
- 売上高 5,273億円(前年比3.1%増)
- 営業利益 96億円(同31.4%減)
売上高は海外の得意先メーカーの生産台数増加によって好調を示したものの、営業利益は、生産準備費用などが増加したことで減少となりました。
事業戦略
事業方針
アドヴィックスは、2014年、中期経営戦略を発表しました。
○2017年度(2018年3月期)までに売上高を6000億円まで引き上げ
- 2014年度の実績5273億円、2015年度予想は5600億円。間近となった目標達成に向け、さらなる外資系完成車メーカーの受注の開拓と売上拡大、および新製品の受注活動なども継続する。
○外資系完成車メーカーからの受注拡大
- 2015年、新設したチェコ工場で生産したディスクブレーキキャリパー(ブレーキをかけた際、円盤状のブレーキを挟む部品のこと)をメルセデス・ベンツ(M-Benz)向けに納入。これをきっかけにさらなるヨーロッパメーカーからの受注拡大を目指す。
○新製品の投入
- 2013年、日産のハイブリッド車(HEV)「Pathfinder」(パスファインダー)に、新型の回生協調ブレーキシステム(電気自動車やHEVのモーターを発電機として利用することで電気エネルギーを生み、その発電抵抗によってスピードを落とすシステムのこと)が採用された。
- 2013年に発売されたヤマハのスクーター「ボルト」向けに、小型・軽量化を徹底した二輪用のABSシステム(Anti-lock Brake System、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロックするのを防ぐシステム。車が安定しハンドル操作がしやすくなる)を製品化。
○供給体制の整備
- 2016年度までにメキシコ、ブラジル、チェコ、南アフリカ、インドネシアに新たな生産拠点を設ける方針。
注力分野
○ADAS関連の先進技術研究を活発化
2016年、本社敷地内にブレーキの研究開発棟を開設。ADAS関連の先進技術研究を進める計画。
技術動向
○最新の予防安全システム「ESC」(Electronic Stability Control)の開発
2014年、最新の予防安全システム「ESC(横滑り防止装置)」を開発。ブレーキを踏んでから作動するABS(Anti-lock Brake System)とは異なり、つねに車の状態をモニタリング。進行方向に対して実際の車の動きにズレが生じたことを検出すると、自動的に各車輪のブレーキやエンジン出力を制御して車体の安定性を取り戻す。
○新世代の電子制御ブレーキシステムを発表
・2015年、新世代の電子制御ブレーキシステム「回生協調ブレーキシステム」を開発。主にハイブリッド車などに搭載されるブレーキシステムで、油圧ブレーキ力とモーターによる回生ブレーキ力をコントロールし、減速時の運動エネルギーの回収を最適化するシステムのこと。同製品は、トヨタの新型「プリウス」に採用された。
○「ドラム一体式電動パーキングブレーキ」を出展
2015年の自動車技術展に、ドラムブレーキ※のパーキング機構※を世界で初めて電動化した「ドラム一体式電動パーキングブレーキ」を出展。この機構は、ボタン1つで操作でき、坂道に停車した際の発進を簡単にするなど、快適かつ安全な運転をサポートする。
※ドラムブレーキ…軸とともに回転するドラムにブレーキシューを押し付けることで減速させるブレーキの一種。
※パーキング機構…AT車のシフトレバーをPレンジにした際、車輪が回転しないようAT内部で回転をロックする機構のこと。
グローバル展開
アドヴィックスは現在、国内3カ所のほか、海外10カ国16カ所に生産拠点を置いています。各拠点における主な展開は以下のとおりです。
○チェコ
- 2013年、チェコ・ピーセク市に、初のヨーロッパ生産拠点となる生産会社を設立。、2015年にディスクブレーキキャリパーの生産を開始した。
○ブラジル
- 2014年、ブラジル・サンパウロ州にあるアイシン精機の生産会社、AALの敷地内に生産工場を設立。2015年にブレーキ部品の生産を開始し、現地の完成車メーカーへ供給を行っている。
○インドネシア
- 2014年、ブレーキ部品の生産会社を設立。ブレーキブースター、ドラムブレーキなどを生産し、トヨタとダイハツに納入。
○南アフリカ
- 2014年、南アフリカ・ダーバン市にブレーキ製品の生産・販売会社を設立。進出当初はディスクブレーキキャリパー、ローター、ドラムブレーキなどの最終組立を行い、トヨタ向けに供給する。将来的に他メーカーにも販売を拡大し、生産体制も拡充する計画。
○メキシコ
- 2014年、メキシコ・ハリスコ州にブレーキ製品の生産・販売会社を、2016年をメドに設立すると発表。メキシコ市場での現地生産を推進し、今後の事業拡大に備えた基盤づくりを図る計画。
会社概要
拠点一覧
アドヴィックスの拠点(研究開発・テストセンター含む)
| 国内拠点一覧 |
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|---|---|
| 海外拠点一覧 |
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関係会社一覧
アドヴィックスの関係会社一覧
- S&Eブレーキ株式会社
- ASブレーキシステムズ株式会社
他の完成車メーカー・部品メーカー情報
外資系自動車部品メーカー
- アメリカン・アクスル&マニュファクチャリング
- イリノイ・ツール・ワークス
- インフィニオンテクノロジーズ
- ヴァレオ
- 濰柴動力股份
- エバースペッシャー
- MRF
- マザーソン・スミ・システムズ
- オートリブ
- クーパー・スタンダード・ホールディングス
- クーパー・タイヤ・アンド・ラバー
- クノールブレムゼ
- クムホタイヤ
- グルーポアントリン
- ラインメタル・オートモーティブ
- コンチネンタル・オートモーティブ
- CIEオートモーティブ
- GKN
- シェフラー
- ジョンソンコントロールズ
- ジョンソン・マッセイ
- ZF/ZF TRW
- ソルベイ
- 星字(ソンウ)ハイテック
- デーナ
- TIオートモーティブ
- TEコネクティビティ(タイコエレクトロニクスジャパン)
- テネコ
- ドラクスルマイヤー
- イートン
- SKF
- ハネウェル
- IAC
- ネクスティア・オートモーティブ
- ネマク
- ハリタ・シーティング・システムズ
- ビステオン
- 現代WIA(ヒュンダイダブリュアイエー)
- 現代モービス(ヒュンダイモービス)
- ピレリ
- プラスチックオムニウム
- フレックスエヌゲート
- ブローゼ
- 北京海納川
- ベバスト
- ヘラー
- ベントラー
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- 中央発條
- 椿本チエイン
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- ティラド
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- デンソーテン
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- 日本精工
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- 日本発条(NHKニッパツ)
- 日本プラスト
- 日本ペイントホールディングス
- パイオニア
- ハイレックスコーポレーション
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- フタバ産業
- ブリヂストン
- 古河電気工業
- プレス工業
- マルヤス工業
- 三井金属鉱業
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- 武蔵精密工業
- 村田製作所
- 矢崎総業
- 八千代工業
- ユーシン
- ユタカ技研
- ユニプレス
- 横浜ゴム
- ヨロズ
- リョービ



